看護必要度局
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質問内容
一般病棟からICU/HCUに転棟した場合の転棟日の評価について、「疑義解釈 平成28年6月14日(問2)」において、
「…病棟種別が違う病棟(病室)間で転棟する場合は、転棟前の病棟(病室)において、転棟時まで評価を行うが、延べ患者数には含めない。転棟先の病棟(病室)においては、入棟時からを評価対象として評価を行い、延べ患者数に含める。」
ことが示されています。
つまり、転棟後のICU/HCUにおいては、転棟時から24時について、ICU/HCUのそれぞれの評価票を用いて測定します。
評価の対象は、「当該入院基本料を届け出ている病棟(治療室)に入院している患者」です。
例えばICUの場合であれば、当該患者が一般病棟入院基本料を算定する場合でも、ICUに入院しているのであれば、ICUの評価票を用いて測定することになります。
終日不在等の除外条件に該当しなければ、「基準を満たす患者の割合」の算出において分母に含まれますし、「基準を満たす患者」に該当すれば分子にも含まれます。
なお、2022年度改定において、救命救急入院料1・3を算定する場合は、ICUの評価票ではなくHCU用の評価票を用いることになりましたが、救命救急入院料2・4を算定する場合は、従来通り、ICU用の評価票を用いた測定になります。
質問者の考察
一般病棟からICU/HCUに転棟した場合の転棟日の評価について、「疑義解釈 平成28年6月14日(問2)」において、
「…病棟種別が違う病棟(病室)間で転棟する場合は、転棟前の病棟(病室)において、転棟時まで評価を行うが、延べ患者数には含めない。転棟先の病棟(病室)においては、入棟時からを評価対象として評価を行い、延べ患者数に含める。」
ことが示されています。
つまり、転棟後のICU/HCUにおいては、転棟時から24時について、ICU/HCUのそれぞれの評価票を用いて測定します。
評価の対象は、「当該入院基本料を届け出ている病棟(治療室)に入院している患者」です。
例えばICUの場合であれば、当該患者が一般病棟入院基本料を算定する場合でも、ICUに入院しているのであれば、ICUの評価票を用いて測定することになります。
終日不在等の除外条件に該当しなければ、「基準を満たす患者の割合」の算出において分母に含まれますし、「基準を満たす患者」に該当すれば分子にも含まれます。
なお、2022年度改定において、救命救急入院料1・3を算定する場合は、ICUの評価票ではなくHCU用の評価票を用いることになりましたが、救命救急入院料2・4を算定する場合は、従来通り、ICU用の評価票を用いた測定になります。