2年ぶりのアメリカ旅行

2018.09.20

今年の仕事スケジュールで、唯一の連続休暇がとれる1週間を利用して、留学時代にお世話になった現地の方々への挨拶を兼ねて旅行にでた。成田からまずはコロラドのデンバー空港に降り立つ。いつもCustomでは何を質問されるかドキドキするため、大抵の場合質問されることを予想して答えを考えておくのだが。今回はその予想を大きく外れ、「君は前に(警察に)捕まったことがあるのか?」と、指紋認証後に質問された。幸いにしてリスニング力が低下していなかったから、すぐに否定できたが、聞き取れなかったらもっと怪しまれただろう。結局、私の指紋と似ている者がいて、その人が捕まった歴があるようだとのことで、聞き取り調査のために別な部屋につれていかれることを逃れられた。指紋認証のときに、指の乾燥や圧迫する力が弱いと指紋認証が誤認されるケースがあるとのことで、次回からは気をつけるようにと、今回のデータが残らないように入国歴の訂正をしたとのことだった。いつもの入国審査よりかなりの時間を要したが、無実でつれていかれなくてよかったとホッとしたと同時に、人生としてはいい経験ができたとハプニングを肯定できる自分がいた。

コロラドでの2日間は元ルームメイトと過ごし、ステーキやハンバーガーなど、アメリカならではの食べ物を堪能しつつ、昔の鉱山(金が出ていたそうだ)を汽車に乗りながら観光した。9月11日は、アメリカにとっては特に記憶に残る重要な日を、Rascal Flattsという有名な男性グループの野外ライブですごした。9月11日に思いを馳せながら、国家を会場の全員で合唱するというレアなライブスタイルを体験することもでき、アメリカの良いところはこういうところだと、あらためて感動した。ちなみに、Rascal Flattsは、私はまったく知らない歌手ではあったが、有名なだけに音楽は聴いたことがあった。どんな人達が登場するのかと、舞台をみていたら、「おっ!おっさんだ!しかも3人ともおっさん、思っていた以上におっさん」と、心の中でおっさんを連発しつつ(自分も十分おばさんだが)、聴衆の歓声とノリにあわせて、一緒にリズムを刻んで時間を過ごした。

元ルームメイトの実家にお世話になったので、最後のランチは和風チャーハンと生姜焼きを大量に作り一緒に食べた。あれだけ多くの生姜焼きを作ったのは、留学中にサンクスギビングホリデーを利用してノースカロライナ(ルームメイトの叔母の自宅)で過ごした以来だった。日本に帰国していらい2年間、自宅で料理したのは数えるほどしかなく、久しぶりの料理は自信もなかったが、さすが日本のしょうゆと生姜である、留学中と同じ味を再現することができた。日本の調味料は本当にすばらしいと、やはり日本のよさも感じられる旅になっている。旅の続きは、また次回で。

東京ベイ浦安市川医療センター 集中ケア認定看護師/米国呼吸療法士
戎 初代