まず、水分摂取が「食事摂取」において対象の食事に含まれるか否かですが、定義には、

「朝食、昼食、夕食、補食等、個々の食事単位で評価を行う」

ことが示されています。
つまり、水分摂取のみ発生した場合でも、水分補給食という1つの食事単位として評価の対象になります。

次に、水分摂取のためのお茶くみが対象の介助か否かですが、定義には、「患者に応じた食事環境を整える食卓上の介助」と記載されています。お茶を配膳する行為は、準備行為に該当しますので評価の対象ではありません。
水分補給中の介助は評価の対象ですが、患者の心身の状態等の理由から介助が必要な場合だけが対象です。