「床上安静の指示」は、医師の指示書で、ベッドからの移動を制限する指示が出されているか否かを評価する項目です。
患者が、当該指示に反して無断でベッドから離れた場合は、当該指示がなかったものと考えて「床上安静の指示」は「なし」と評価します。

動作自体の評価と書かれている意味が分かりかねますが、床上安静の指示は、一般的には「寝返り」や「移乗」に対する動作制限ではありません。
例えば、床上安静の指示の出ている患者が寝返りを行った場合、「寝返り」は「できる」と評価し、「床上安静の指示」は「あり」とそれぞれで評価をします。
無断でベッドから離れた場合は、「床上安静の指示」は、「なし」と評価することになります。