「ドレナージの管理」は、
　　①留置目的、
　　②留置場所、
　　③誘導方法、
　　④貯留方法、
　　⑤留置時間、
　　⑥管理方法、
という全ての条件に適合しなければ評価の対象ではありません。

陰圧閉鎖療法は、創部に誘導管（パッドが連結されている誘導管の場合を含む）を留置し、滲出液等を直接的に体外に誘導している場合は、③の条件は満たすものと考えられます。
ただし、当該滲出液等は、「排液バッグ等」に貯留していなければ④の条件を満たしません。「排液バッグ等」とは、貯留された排液そのものが目視で確認でき、時間が経過しても排液の量を正確に計ることができるものを指しています。
排液ボトルやビン等も対象ですが、ガーゼ等に吸わせる場合は評価の対象ではありません。