看護必要度局
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質問内容
併用型というのは、ご質問の評価者研修において使用されている独自の用語かと思われますので、ここでは、通知等の記載に基づいて回答します。
「創傷の処置(褥瘡の処置を除く)」は、必要度Ⅰは評価の手引きに従った評価、必要度Ⅱではコードの入力の有無で判断します。
記録については、必要度Ⅰの評価の手引きのアセスメント共通事項に、「評価の根拠」として、「A項目(A6「専門的な治療・処置等」①から④まで及び⑥から⑨までを除く。)の評価においては、後日、第三者が確認を行う際に、記録から同一の評価を導く根拠となる記録を残しておく必要がある」ことが示されています。
必要度Ⅱの同手引きには、「評価の根拠」の記載そのものがありません。したがって、根拠となる記録の有無は、必要度Ⅱにおける「創傷の処置(褥瘡の処置を除く)」の評価には関係ありません。
なお、「評価者」とは、評価票の評価(各評価項目の選択肢の判断)をする者のことであり、評価者になるには院内研修が必要です。
必要度Ⅱにおいて院内研修が求められているのはB項目であり、コード一覧による評価においては、評価者は、看護職員である必要はなく、院内研修を受けている必要もないということになります。
質問者の考察
併用型というのは、ご質問の評価者研修において使用されている独自の用語かと思われますので、ここでは、通知等の記載に基づいて回答します。
「創傷の処置(褥瘡の処置を除く)」は、必要度Ⅰは評価の手引きに従った評価、必要度Ⅱではコードの入力の有無で判断します。
記録については、必要度Ⅰの評価の手引きのアセスメント共通事項に、「評価の根拠」として、「A項目(A6「専門的な治療・処置等」①から④まで及び⑥から⑨までを除く。)の評価においては、後日、第三者が確認を行う際に、記録から同一の評価を導く根拠となる記録を残しておく必要がある」ことが示されています。
必要度Ⅱの同手引きには、「評価の根拠」の記載そのものがありません。したがって、根拠となる記録の有無は、必要度Ⅱにおける「創傷の処置(褥瘡の処置を除く)」の評価には関係ありません。
なお、「評価者」とは、評価票の評価(各評価項目の選択肢の判断)をする者のことであり、評価者になるには院内研修が必要です。
必要度Ⅱにおいて院内研修が求められているのはB項目であり、コード一覧による評価においては、評価者は、看護職員である必要はなく、院内研修を受けている必要もないということになります。