特定の薬剤について対象か否かはお答えしかねますが、入院EF統合ファイルにおけるデータ区分コードが30番台（注射）であり、除外一覧に掲載がない薬剤であれば、評価対象の可能性があります。
さらに、成分名の確認が必要ですが、例えば、前述の条件を満たす、a),b),c)という3つの薬剤が投与されていた場合で、a),b)の成分名が同一、c)のみ異なるという場合、a),b)は「1種類」とカウントしますので、計2種類ということになり、この場合は評価対象ではありません。
a),b)c)のすべての成分名が異なれば、「3種類」になりますので評価の対象です。
また、2024年度改定において、ビタミン剤に関する条件は削除されましたので判断基準にはなりません。
次に、最大7日間の考え方ですが、入院中に初めて「あり」となったのが6/25であった場合、6/25（初日）～7/1（7日目）までが評価対象となる候補日になります。
当該7日間において、対象となる薬剤の投与が3種類以上あった日のみ評価できるということです。
6/28（4日目）に対象となる薬剤の投与がなかった場合、当該日は「なし」ですが、6/29（5日目）に対象となる薬剤が3種類以上であった場合、6/29は「あり」と評価できます。
7/2（8日目）以降は、対象となる薬剤が3種類以上であった場合でも、「なし」という評価が続くことになります。