必要度Ⅰと必要度Ⅱは、A項目の評価方法が異なるだけで、B項目とC項目の評価方法は同じです。

必要度Ⅰは、A7「専門的な治療・処置」の薬剤の使用を評価する8項目のみ、コード一覧を用いて評価を行いますが、他の評価項目は、「評価の手引き」の定義等に従った評価を行います。

必要度Ⅱは全てのA項目について、コード一覧による評価になります。

また、評価項目の違いとして、必要度ⅠのA項目「救急搬送後の入院」は、必要度Ⅱでは「緊急に入院を必要とする状態」になります。

さらに、評価対象となる患者について違いがあり、必要度Ⅱでは、「歯科の入院患者（同一入院中に医科の診療も行う期間については除く。）」を評価の対象から除外しますが、必要度Ⅰでは評価の対象とします。