2020年度改定において、一般病棟用のB項目は、「患者の状態」と「介助の実施」に分けた評価になりました。評価日の「患者の状態」と「介助の実施」状況について、評価の手引きに従ってそれぞれ評価をする必要があります。

医師による動作制限の指示は、患者が1人で当該動作を行うことを禁止するものと考えられますので、「患者の状態」は「全介助」と評価をすることになります。
この場合でも「介助の実施」について評価する必要があり、看護職員等による介助があったかどうかで判断をします。

「食事摂取」において、食止めや絶食の指示がある場合は、食事が発生せず介助を行うこともありませんので、「実施なし」と評価をすることになります。