「衣服の着脱」は、着脱にかかる一連の行為において評価をします。着脱を行うために看護職員等がチューブ類の刺入部をテープで保護するという場合、当該行為は着脱にかかる一連の行為には該当しませんので評価の対象ではありません。
また、衣服を整えるという行為も、評価の対象ではありません。
「創傷の処置（褥瘡の処置を除く）」は、対象の創傷に対して、対象となる処置を実施したことを評価する項目です。
穿刺創は縫合を伴っていれば評価対象の創傷に含まれますが、「創傷の治癒を促し感染を予防する目的」で行われた処置でなければ評価の対象ではありません。
また、対象になる処置の1つとして「創傷被覆材の貼付や交換等」が含まれますが、入浴時の保護のために使用している防水テープは創傷被覆材として評価しないものと考えられます。